淘汰の先にある未来へ

エンターテイメント好きOLのひとり言

14年ぶりにジャニオタに戻ったお話

  

一際に光り輝く逸材を見つけた

 2019年12月31日、自宅で第70回NHK紅白歌合戦を見ていたところ、「ジャニーさん夢見た2020」という見出しと共に大勢のジャニーズJr.が出演していた。

2020年1月にジャニーズ事務所から同時デビューを果たすSixTONESSnow Manを筆頭とした大編成であった。 

 もともと2000年から6年ほどジャニーズJr.のガチオタ(武内幸太朗*1)であった私にとって、ジャニーズJr.は"遠い親戚の子供のようなもの"で、ジャニオタを卒業した後もテレビなどのメディアで見かけては「へ〜今はこの子たちが活躍してるんだ〜」「この舞台まだやってるんだ〜」程度に目に留めていた。

しかし、14年もの月日が経つと知っている顔も減り、当時まだ小学生だった子がいつの間にかデビュー10周年を迎えていた。それどころか、2018年にデビューしたKing & Princeは誰一人としてJr.時代を知らない

いつの間にかジャニーズと何の縁も無くなってしまった私は、2020年に同時デビューするSixTONESSnow Manのことを知る由もなかった。

 そんなことを考えながら見ていた紅白で、圧倒的主役感を放ち、神々しささえも感じる子がいた。それがSnow Manラウールだった。

 

母に教わったラウール

 大勢のジャニーズJr.を率い、センターで堂々のパフォーマンスを見せたラウールのカリスマ性に衝撃を受けていたとき「この子まだ16歳(当時)だから、カウントダウンは収録だね」と隣でボヤいた母。何ィィィィィィィィィィィ!?!?!?じゅ、じゅ、じゅうろく才、、、未年、、、一回り違う、、、

28歳(当時)の未妊婦が16歳のアイドルを応援して良いのだろうか・・・?側から見たら社会不適合者にならないか・・・?そんなことを考えたのも束の間、その後にしっかりとジャニーズカウントダウン2019-2020を拝見し、すっかりラウールちゃんの虜になっていたのでした。

 

ラウールの魅力

 ラウールの魅力と言えば185cmの高身長と95cmの股下*2、キュルキュルのおめめ、長〜い睫毛、南米のハーフらしい凛々しい眉毛、愛らしいお顔、そして8人のお兄ちゃんたちに可愛がられる天真爛漫な末っ子キャラは勿論のこと、何と言ってもダンススキルも魅力の一つ。

彼は何を隠そう、ジャニーズ事務所への入所前には有名なダンサーさんに師事し、2年連続で世界大会準優勝という功績を残すほどの実力者であり(入所前のことなどで深掘りしません、検索すると動画がたくさん出てくるので見てみてください)、あのサンチェさん*3も一眼おく存在だったとか*4

 そんなラウールに度肝を抜かれたSnow Manのダンス映像がこちら


Snow Man「D.D.」(dance ver.)

 ジャニーズJr.の中でも「ダンススキルが高い」と言われ、先輩からバックダンサーとしての指名が多いと名高いSnow Manの中にいても、一際目立つラウール。

長い腕を華麗に使いこなし、足が爪先まできちんと伸びている様はまるでバレリーノのよう。それでありながら、その長身を生かしたダイナミックな表現力はこの世に生を受けて16年とは思えません。ラウールちゃんは天才!

 

そんな天才を、世界の大人たちが放っておく訳がなかった

 2020年2月にとんでもない発表がありました。

www.elle.com

フランスはパリに本店を構える高級外資ブランド、クリスチャン・ディオールのコスメラインとのコラボ契約です。

あの大手クリスチャン・ディオールがアイドルとコラボ(しかも男性アイドルがコスメライン)だなんて、今までかつてありましたでしょうか・・・?ラウールは新しい時代を切り開く先駆者になる、と確信したのはこのときかもしれません。

なお、上記リンクの通り表参道や名古屋で期間限定のポップアップストアも出店され、朝の10時には整理券が無くなってしまうほどの大盛況でした。

さらに、このコラボに伴いSnow Manには『KISSIN' MY LIPS』という楽曲が提供されました。ラウールちゃんが掴み取った新譜です。

 その後も、個人で東京ガールズコレクションへの出演やMEN'S NON-NOのモデル就任など、活躍の場をどんどん広げていきます。

thetv.jp

mdpr.jp

 

今やジャニーズ事務所の広報?風間くんも

 私は常々、ラウールちゃんは凄い、神の子、天使の子と謳っていますが、ラウールの尊さをうまく言葉にできずにいました。しかし、2020年2月6日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にてジャニーズ事務所の先輩・風間俊介さんがゲスト出演された際に、素敵な紹介をしてくださったのです。

(前略)ラウールはこれからカリスマ性を持って芸能界を生きていってもらいたいんですよ。芸能界っていうのは親近感がある人が指示されるんですね。でも、その時代に終わりを告げる、その存在がラウールなんですよ。ラウールはこれからカリスマとして芸能界、ジャニーズを背負って行くので。(後略)

はい、スタンディングオーベーション!さすが風間先輩!そう、私が言いたかったことはコレなのです。ラウールはカリスマであり、近年のアイドル論に収まらない存在なのです。(もう勢いだけで話してるので聞き流してください

風間くん、全ラウ担の気持ちを代弁してくださりありがとうございました!

 

17歳の大きな覚悟と弛まぬ努力

 上記の通り、アイドルとしての枠を飛び越えて大活躍中のラウールにはたくさんの名誉もありますが、ラウールにしか分かり得ない苦労もあると思います。

しかしそんな苦労もいつかは、ラウールにとっての武器になると願っています。

誰も見た事のない重圧の中に飛び込む強い意思、理不尽な声に完璧なアイドルとして立ち向かうその姿勢を、老婆心ながらとても尊敬しています。

普通でいいんです。何にも臆することなく、重圧や責任を負いすぎる事なく。人間らしく、17歳のラウールらしく。

実り多い、彩り豊かな人生を。

日に日に大人っぽくなっていくラウールちゃんを見届けられるのも嬉しいけど、少し寂しいので、ゆっくり成長していってね♡

 

*1:2010年頃退所 詳細不明

*2:2020年7月時点公式情報より、まだまだ伸びるはず

*3:阿部雄三(あべゆうぞう)の解説 - goo人名事典

*4:「COUNT DOWN TV」 2020年1月26日(日)より